
日本国内大手仮想通貨取引所や販売所で取引き・販売されているおすすめ主要仮想通貨の種類と特徴や将来性を徹底的に調査・厳選しました。
ところどころ使われる未知の専門用語は、クリックすると仮想通貨専門用語集の行頭にリンクします。
目次
仮想通貨大別
仮想通貨は大きく3種類に分けられます。
1.ビットコイン:独自のブロックチェーン技術(分散型台帳)を使った、決済可能な通貨です。
2.アルトコイン:ビットコイン以外の仮想通貨で1000種類以上有り、代表的なものでは、「イーサリアム」「リップル」「ネム」などが有名ですね。
3.トークン:既存のブロックチェーンを利用して、企業や団体が発行する仮想通貨です。代表的な企業では、Zaifが有ります。
【目次】

ビットコイン(BTC)
1. ビットコイン(BTC)の時価総額ランキング:1位(2018.07現在)
2. ビットコイン(BTC)の誕生;
2008年、ナカモトサトシ氏が暗号理論に関するメーリングリストに、電子通貨ビットコインに関する論文(ホワイトペーパー)をネット上に発表。
2009年に最初の発掘を行い、ブロックチェーンで管理され、そのネットワーク内で取引を可能にしたデジタル通貨が誕生しました。
3. ビットコイン(BTC)の特徴;
ビットコインはマイニングという "承認作業" によって新規発行され、この承認作業の報酬としてビットコインが与えられる仕組みです。
4. ビットコイン(BTC)の将来性;
元々は物々交換で使われましたがインターネット上で使える展開になり、2018年7月現在、大手家電量販店を皮切りに決済導入が始まり、わたしたちの生活にも浸透しだしました。
ビットコインは上限発行枚数が定められているデフレ通貨で、その総発行量は2100万枚(BTC)です。
さらにスピードも制限されているので発行上限に到達するのは 2040年だと予測されています。
5. ビットコイン(BTC)が売買できる国内取引所(交換所)と販売所;
国内全て。
6. ビットコイン(BTC)のMarketcapリアルタイムレート(JPY);

イーサリアム(ETH)
1. イーサリアム(ETH)の時価総額ランキング:2位(2018.07現在)
2. イーサリアム(ETH)の誕生;
2013年、当時19歳のヴィタリック・ブテリンにより考案され、2014年に販売開始。
2018年6月現在、ビットコインに次ぐ時価総額第2位を確保しています。
3. イーサリアム(ETH)の特徴;
ビットコインのブロックチェーン技術を応用した、スマートコントラクトという、人の手を一切介しない完全自動取引きシステムを採用しています。
そして取引き以外にも、さらなる応用として、国や企業、芸能など様々な経済活動や管理技術にも注目されています。
4. イーサリアム(ETH)の将来性;
今後ICOが活発化していくと、イーサリアムに対する需要も高まる可能性があります。
さらに、企業レベルでのイーサリアム・スマートコントラクトのビジネス活用を目的としたEEA(イーサリアム企業連合)が2017年2月に発足。
「JPモルガン」、「マイクロソフト」、「トヨタ自動車」など、国内外の大手企業数十社が加入しており、今後の展開が大きく注目されています。
イーサリアムはインフレ通貨で、発行枚数の上限はありません。
5. イーサリアム(ETH)が売買できる国内取引所(交換所)と販売所;
ビットバンク、QUOINEX、ビットポイント、ビットトレード、ビットフライヤー、Zaif、コインチェック(販売所)。
(青文字は、当サイトの取引所詳細ページにリンクしています)
6. イーサリアム(ETH)のMarketcapリアルタイムレート(JPY);

リップル(XRP)
1. リップル(XRP)の時価総額ランキング:3位(2018.07現在)
2. リップル(XRP)の誕生;
2004年にルアン・ファッガーにより支払システムが考案され、2013年に配布開始。
2018年6月現在、ビットコイン、イーサリアムに次ぐ時価総額第3位を確保しています。
3. リップル(XRP)の特徴;
「仮想通貨販売所ビットバンクの特徴(メリット,デメリット)と詳細」記事と重複しますが、リップルは世界で注目を浴び、将来が期待されている仮想通貨なので、わたしも熱を込めて以下に再投稿します。
リップル(XRP)とは、アメリカシリコンバレーにあるリップル社が運営、ブロックチェーン技術をもとに国際送金システムを展開、「あらゆるところに携帯を使った無料送金」を目標にしています。
リップル(XRP)とは、アメリカシリコンバレーにあるリップル社が運営、ブロックチェーン技術をもとに国際送金システムを展開、「あらゆるところに携帯を使った無料送金」を目標にしています。
リップル(XRP)が注目されている理由は、世界中の多くの大手銀行との間で提携(送金・換金)していることから、
今後の需要が大きく期待されていて、仮想通貨が社会構造の大変革を起こすリーダー格と言われています。
さらに大手企業の代表出資者になんとGoogle社があります。「Google決済にリップル(XRP)が使われる?」などと予測されています。
カナダなど世界中の大手取引所でリップル(XRP)上場が始まっていますが国内ではまだまだ少ないですね。
国内でも数社の金融機関が提携していますがメガバンクでは、「三井住友銀行」・「三井住友信託銀行」・「みずほ銀行」・「三菱東京UFJ銀行」・「住信SBIネット銀行」です。

4. リップル(XRP)の将来性;
今後リップル(XRP)は、銀行やカード決済にも使われる可能性も十分考えられます。
リップル(XRP)はデフレ通貨で、発行枚数上限は1000億枚と言われていますが架空の数値だと思います。
リップル(XRP)のネットワークを利用者が使用し、手数料が発生するごとに発行枚数が減少していくからです。
裏を返せば駆け込み需要になるので、あくまで個人的主観ですがレート上昇は堅いと思っています。
わたし個人的には大量のリップル(XRP)を購入済みで、2018年6月現在さらに買い増し中です。(^^)

5. リップル(XRP)が売買できる国内取引所(交換所)と販売所;
ビットバンク、ビットポイント、ビットトレード、GMOコイン(販売所)、コインチェック(販売所)。
(青文字は、当サイトの取引所詳細ページにリンクしています)
6. リップル(XRP)のMarketcapリアルタイムレート(JPY);

ビットコインキャッシュ(BCH/BCC)
1. ビットコインキャッシュ(BCH/BCC)の時価総額ランキング:4位(2018.07現在)
2. ビットコインキャッシュ(BCHまたはBCC)の誕生;
2017年8月、ハードフォークでビットコインから分裂して、新しく出来た仮想通貨です。
3. ビットコインキャッシュ(BCH/BCC)の特徴;
ビットコインの取引量増加による取引スピード低下を解決するために、ブロックチェーンの1ブロック容量を8Mまで増加させたのが特徴です。
(ちなみにビットコインの1ブロック容量は1Mです)
4. ビットコインキャッシュ(BCH/BCC)の将来性;
上限発行枚数は、ビットコインと同じです。
ビットコインから分裂した仮想通貨は他にも「ビットコインゴールド」などがありますがセキュリティの面で受け入れ難い市場もあります。
しかし「ビットコインキャッシュ」は、認知度が高く取引量も第4位(2018.06現在)を確保中。
米国大手取引所コインベースへの上場や、ビットコイン決済大手のビットペイにおけるビットコインキャッシュの採用をはじめ、今後更なる拡大が見込まれています。
5. ビットコインキャッシュ(BCH/BCC)が売買できる国内取引所(交換所)と販売所;
ビットバンク、QUOINEX、ビットポイント、ビットトレード、ビットフライヤー、GMOコイン(販売所)、Zaif、FIsco、コインチェック(販売所)。
(青文字は、当サイトの取引所詳細ページにリンクしています)
6. ビットコインキャッシュ(BCH/BCC)のMarketcapリアルタイムレート(JPY);

ライトコイン(LTC)
1. ライトコイン(LTC)の時価総額ランキング:6位(2018.07現在)
2. ライトコイン(LTC)の誕生;
2011年10月(ビットコインの2年後)、元Googleエンジニアのチャーリー・リー氏によりリリースされました。
3. ライトコイン(LTC)の特徴;
ビットコインの取引決済承認時間(送金速度)は約10分と遅いことから、ライトコインはその欠点を補うためSegWit(セグウィット)を実装、1ブロック生成時間を短縮して送金速度を約2.5分と大幅改善しました。
またライトコインはSegWit(セグウィット)を実装、ブロック内のデータを圧縮することにより1ブロック内の容量を増加させたことにより送金スピードが速くなるという、世界初の技術です。
またライトインはビットコインとのアトミックスワップにも成功、取引所を介さず、持ち逃げなどを不可能にした個人間の直接取引きができるようになりました。
ただしアトミックスワップには「手数料がかかる」「送金時間が遅い(1時間くらいかかる)」などの問題点も有ります。
4. ライトコイン(LTC)の将来性;
ライトコインは上限発行枚数が定められているデフレ通貨で、その総発行量は8400万枚(LTC)と、ビットコインの4倍です。
発行枚数が比較的多いことから需給バランスがとれているので、「急激な価格変動が起こりにくい」という面で評価されています。
前述アトミックスワップの効果も有り、オンラインショップや一般店舗での購入決済が普及してきています。
5. ライトコイン(LTC)が売買できる国内取引所(交換所)と販売所;
ビットバンク、ビットポイント、ビットトレード、ビットフライヤー、GMOコイン(販売所)、BTCBOX、コインチェック(販売所)。
(青文字は、当サイトの取引所詳細ページにリンクしています)
6. ライトコイン(LTC)のMarketcapリアルタイムレート(JPY);

リスク(LSK)
1. リスク(LSK)の時価総額ランキング:25位(2018.07現在)
2. リスク(LSK)の誕生;
2016年5月、スイスの「The Lisk Foundation社」が開発。通貨としての正式略称は「Lisk」ではなく、「LSK」です。
Liskとは、スマートコントラクトを実装したブロックチェーンプロジェクトの「分散型アプリケーション(Dapps)用プラットフォーム」です。
LSKとは、そのプラットフォームを利用するときに使われる仮想通貨がリスク(LSK)です。
3. リスク(LSK)の特徴;
スマートコントラクトを実装するために「Javascript」というプログラミング言語を使用しているので、「扱えるエンジニアが多く、参入・開発がしやすい」というのが大きな特徴です。
スマートコントラクトは、ブロックチェーンに記載された取引きを、ある契約条件をさらに記載すれば自動で契約が実行される。すなわち「人が仲介しない」というのがメリットです。
さらにリスク(LSK)は、メインのブロックチェーンにサイドチェーンを加えており、前述Dappsを記載できます。
サイドチェーンの役割は、もしメインのブロックチェーンがハッキングを受けたとき、サイドチェーンを切り離してメインを守るという、強いセキュリティー機能です。
またサイドチェーンは、承認時間を短縮し、メインチェーンに反映させることを可能にしました。
4. リスク(LSK)の将来性;
将来性については未知な面がありますが、2017年より多くのイベントを開催。
今後の動向に注意しましょう。
なおリスク(LSK)は上限発行枚数が無いインフレ通貨です。
5. リスク(LSK)が売買できる国内取引所(交換所)と販売所;
ビットフライヤー、コインチェック(販売所)。
(青文字は、当サイトの取引所詳細ページにリンクしています)
6. リスク(LSK)のMarketcapリアルタイムレート(JPY);

モナコイン(MONA)
1. モナコイン(MONA)の時価総額ランキング:69位(2018.07現在)
2. モナコイン(MONA)の誕生;
2013年12月、ライトコインをベースに「2ちゃんねる」で誕生した、国内初の仮想通貨です。
開発者はワタナベ氏。モナコインの名前の由来は「2ちゃんねる掲示板」AAキャラのオマエモナーをとって「モナーコイン」とも呼ばれています。
3. モナコイン(MONA)の特徴;
前述ライトコインがSegWit(セグウィット)実装による送金スピードを約2.5分と大幅改善しましたが、モナコインはライトコインをベースに約1.5分とスピードアップし、さらに送金手数料を安くした世界初の技術が大きな特徴です。
またモナコインはライトイン同様、ビットコインとのアトミックスワップにも成功、取引所を介さず、持ち逃げなどを不可能にした個人間の直接交換ができるようになりました。
ただしアトミックスワップには「手数料がかかる」「送金時間が遅い(1時間くらいかかる)」などの問題点も有ります。
4. モナコイン(MONA)の将来性;
モナコインの名前はまだ世界中に知れ渡っていませんが、モナコインを取り扱っているビットフライヤーの米国進出と、前述のSegWit(セグウィット)など高い技術力で将来性は高く期待されています。
前述アトミックスワップの効果も有り、「モナ払い」と言われる、オンラインショップや一般店舗での購入決済が普及してきています。
モナコイン(MONA)の時価総額ランキングは2018.06現在、数ある仮想通貨の中で70位と低い水準なので、仮想通貨市場が低迷ぎみの中、投資的にもチャンスとわたしは狙っています(^^)
なおモナコインは上限発行枚数が定められているデフレ通貨で、その総発行量は1億512万枚(MONA)です。
5. モナコイン(MONA)が売買できる国内取引所(交換所)と販売所;
ビットバンク、ビットトレード、ビットフライヤー、Zaif、フィスコ。
(青文字は、当サイトの取引所詳細ページにリンクしています)
6. モナコイン(MONA)のMarketcapリアルタイムレート(JPY);

キャッシュ(QASH)
1. キャッシュ(QASH)の時価総額ランキング:99位(2018.07現在)
2. キャッシュ(QASH)の誕生;
2017年11月、LIQUIDというプラットフォームのICOで発行され、たったの3日間で124億円を調達!世界中を驚かせました。
LIQUIDとは、世界中の仮想通貨取引所の流動性を安定させるために開発されたシステムで、どの取引所においても価格に大差が無いよう安定させることが目的です。
3. キャッシュ(QASH)の特徴;
キャッシュ(QASH)は、前述のLIQUIDプラットフォーム上で支払いや送金ができるトークンとして発行されました。
そして2018.07現在、他の金融機関でも使えるよう開発がされており、かなり熱い視線が注がれています。
なおキャッシュは上限発行枚数が定められているデフレ通貨で、その総発行量は10億枚(CASH)です。
4. キャッシュ(QASH)の将来性;
キャッシュ(QASH)は世界最大の仮想通貨取引所「バイナンス(Binance)」で上場される可能性もあります。
その理由は、日本国内で唯一キャッシュ(QASH)を取り扱っている仮想通貨取引「QUOINEX」が「バイナンス(Binance)」とパートナーシップを2017年11月に締結したからです。
キャッシュ(QASH)の時価総額ランキングは2018.07現在99位と、高いレベルではありませんが、「バイナンス(Binance)」で上場されれば一気にトップクラスになるでしょうね。
そして将来はビットコインをしのぐ、世界中の基軸通貨になることが今後予測されます。
キャッシュ(QASH)については、わたしも注目!今後の動向に耳を傾けます。
5. キャッシュ(QASH)が売買できる国内取引所(交換所);
QUOINEX(QUOINEXは、今後の期待度が大きいキャッシュ(QASH)のFX取引ができます。ぜひQUOINEXの詳細をチェックください)
6. キャッシュ(QASH)のMarketcapリアルタイムレート(JPY);
現在、正しいデータが得られません。

ネム(XEM)
1. ネム(NEM/XEM)の時価総額ランキング:16位(2018.07現在)
2. ネム(NEM/XEM)の誕生;
2015年3月、BitcoinTalk(仮想通貨の1次情報海外掲示板)のフォーラムのutopianfutureというチームが新しい経済運動NEW ECONOMY MOVEMENT(NEM)を目的として開発された仮想通貨で、通貨単位はXEM(ゼム)です。
3. ネム(NEM/XEM)の特徴;
今後仮想通貨が成長していく上で、スケーラビリティ(利用者や仕事の増大に適応できる能力・度合い)は必須条件です。
しかしビットコインの取引決済承認時間(送金速度)は約10分と遅いのに対し、NEMは約1分とビットコインの10倍速く着金します。
ライトコインの送金速度が約2.5分ですから、ブロックチェーンを使った仮想通貨の取引決済スピードとしては2018.07現在トップレベルです。
さらに毎秒4桁の取引きを承認できることから、金融機関としての仕様に適合しています。
なおネムは上限発行枚数が定められているデフレ通貨で、その総発行量は89.99999999億枚(XEM)です。
4. ネム(NEM/XEM)の将来性;
前述スケーラビリティにおいて「取引決済スピード」と「毎秒承認物量」、を満足していることから個人・企業・金融機関などへ普及されることが予測されます。
コインチェックで「ネム流出事件」が起きましたが、コインチェック内の安全管理がずさんであったわけで、仮想通貨NEMの「安全性」は圧倒的に優れています。
5. ネム(NEM/XEM)が売買できる国内取引所(交換所)と販売所;
Zaif、コインチェック(販売所停止中)。
(青文字は、当サイトの取引所詳細ページにリンクしています)
6. ネム(NEM/XEM)のMarketcapリアルタイムレート(JPY);
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仮想通貨の普及に伴い、在庫がなくなってきていて、予約販売になりそうです。