
仮想通貨取引所コインチェックでの売買方法や手数料は、公式サイトを見ても本当に分かりづらいですね。
なので、実際の入出金から売買までを実際にやってみて確認するのがベスト。
この記事では、以下の3つについて実際にやってみて検証しました。
2. コインチェックでの売買方法と最小額投資額はいくらになったか?
3. 実際にかかった手数料とスプレッドはいくらになったか?。
なお売買方法は、「販売所」「取引所」での2つの取引方法。
購入額は、初心者向けとして最小額投資金とします。
では、先にコンチェックへの入金をしましょう。
目次
仮想通貨取引所コインチェックへの入金方法
下図は、わたしが登録している住信SBIネット銀行からコインチェックへのの入金例です。
コンチェックのホーム画面で①「日本円の入金」を選択。
②「銀行振込」を選択。
2種類のコンチェック提携銀行が表示されます。
わたしが登録している「住信SBIネット銀行」は、③にユーザーIDが表示されます。
④の「振込人名義をコピー」をクリックすると、クリップボードにコピーされます。
ここでメモをとっておき、コインチェック側は完了です。
その後「住信SBIネット銀行」サイトにログインして、この振込人名義(ユーザーIDと氏名)で振り込みます。
なお「住信SBIネット銀行」の操作状況画面掲載はセキュリティーの問題で割愛します。
振り込みが完了したら。コインチェックサイトで入金の確認をしましょう。
この間、わずか10分以内で完了します。
住信SBIネット銀行からコンチェックへの入金手数料は無料です。
他の入金方法では、「コンビニ入金」と「クイック入金」がありますが、手数料がかかります。
(3万円未満で770円、3万円以上50万円未満で1,180円、クイック入金での50万円以上で入金額×0.11%+495円)
「コンビニ入金」と「クイック入金」での資産の移動は、入金日から7日間制限される。
コインチェック実際の最小額投資金売買と手数料を検証
仮想通貨取引所コインチェックには、ユーザーどうしで売買する「取引所」と、ユーザーがコインを企業(コインチェック)から売買する「販売所」の2つの取引方法があります。
この2つの取引方法について、実際に行った最小額投資金による売買と手数料。
そして実際にかかった手数料と※スプレッドを検証しました。
ちなみに最小投資金ですが、
コインチェックの公式サイトでは「500円から購入、売買ができます」と謳っているので、これについても実証しました。
・売値と買値の差額。
・差額よりスプレッド幅が重要。「差額が大きいのを広い、小さいのを狭い」で評価する。
・買値が高く、売値が安く設定されている。
・ビットコインは安く、アルトコインなどマイナーな仮想通貨は高め。
販売所での売買手数料(無料)とは意味が違うので、ここは注意が必要です。
そしてスプレッドを手数料に置き換えれば、「取引所は安く販売所は高い」と認識しましょう。
コインチェック販売所の500円からの売買とBTCスプレッドを実証
先ずコインチェックの販売所で実証しますね。
売買仮想通貨はビットコイン(BTC)とします。
下図は、コインチェックのホーム画面です。
① 「コイン購入」を選択。
② 現在のビットコインレートの目安値を確認(1,379,285円)。
買板/売板は表示が激しく動くので、現在高の目安にしましょう。
③ ここが販売所における買値です(1,421,475円)。
ここで販売所買いのBTCスプレッドを算出します。
1,421,475円-1,379,285円=42,190円が買いBTCスプレッド(買値と現物レート目安値の差額)。
買いのスプレッド幅=(42,190円÷1,421,475円)×100≒3%がBTCスプレッドという結果になりました。
④ 最小投資金500円を目標に「0.0004BTC」を入力。
⑤ 568.59円になっているので、「まいいか、OK」。
⑥ 「購入する」をクリックして完了です。
取引画面の下にある「コインの購入履歴」を確認、568.59円の小数点切り上げで568円。
「500円から購入、売買ができます」の実証結果はOKでした!
では、購入完了と同時に、そのときの「売りスプレッド」を算出してみましょう。
⑦ 「コイン売却」をクリック。
⑧ レートを確認(1,338,500円)。
⑨ 合計値は535.4円。
売りのBTCスプレッドは、
②の買い目安値1,379,285円-⑧のレート1,338,500円=40,785円が売りBTCスプレッド(売り値と現物レート目安値の差額)。
売りのBTCスプレッド幅=(40,785円÷1,379,285円)×100≒3%がBTCスプレッドという結果になりました。
実績スプレッド幅は、買い+売り≒6%なので、
コインチェック公式のBTCスプレッド6.2%が正しい情報であることを実証しました。
「コインチェック販売所での手数料は無料」と謳っていますが、スプレッドは別物なので注意が必要。
他の仮想通貨取引所でも売値と買値の差額(スプレッド)を決めていて、スプレッド幅が狭いほど「料率は低い」と表現されます。
・円建てでの最小注文額数量は、購入・売却ともに500円相当額以上。
・BTC建てで0.001BTC相当額以上。
コインチェック取引所の最小額投資金成行売買と手数料
次はコインチェックの取引所で、売買をしてみましょう。
売買仮想通貨はビットコイン(BTC)とします。
ちなみにコインチェック取引所では、2020年11月現在、ビットコイン(BTC)の他、イーサリアムクラシック(ETC),ファクトム(FCT),モナコイン(MONA)の合計4銘柄しか取り扱ってないんです。
下図コインチェックの取引画面ホームでも売買できますが「指値」のみで、「成行」と「逆指値」はできません。
「指値」以外に「成行」または「逆指値」で買いたい場合は、トレードビュー」を選択します。
チャートを確認しながら買えますが、、、
コインチェックのトレードビューからの注文は、ビットコイン(BTC)しかできません。
要するに、他の3銘柄ETC,FCT,MONAは、「成行」または「逆指値」が出来ないことになります。
ここでは指値買い注文で、レートを1,862,000に指定入力。
BTC注文量の最低値は、「0.005」しか入力できないんです。
なので、概算額は9,310JPYになります。
「買い注文」をクリック。
ホーム画面からの注文はビットコイン(BTC)を含む4銘柄のみで「指値」のみ。
トレードビューからの注文「成行」または「逆指値」は、ビットコイン(BTC)のみ。
ビットコイン(BTC)注文量の最低値は「0.005」。
成約の確認は、ホーム画面に戻り、「総資産」から「アクティビティ」に表示されます。
0.005BTC/9,310JPYで、取引が成約しました。
さてその後は売り態勢に入りますが、正確な値動き確認は、「総資産」の画面でBTC値動きを確認するのがよいです。
購入1日後、ビットコイン(BTC)の急騰が収拾したのを感じ、売りに転じました。
指値売り注文で、レートを1,930,000に指定入力。
注文量の最低値は、「0.005」を入力。
概算額は9,650JPYになります。
取引が成約。
取引所での売り料金は9665.01円です。
コインチェック公式サイトで、取引所の売買手数料は無料。
となっていますが、管理画面にはかかった手数料表示が見つかりませんでした。
検証は無理なところがあるので、無料であることを信じましょう。
最小額注文数量は売買ともに0.005BTC以上かつ500円(相当額)以上。
上記の仕様は、「どちらか一つを満足しろ」ということですね。
仮想通貨取引所コインチェックの出金方法と手数料
出金は入金と違って、出金手数料をとられます。
仮想通貨取引所コインチェックの出金手数料は、一律407円。
下図は、わたしが登録している住信SBIネット銀行への出金例です。
ホーム画面から、「日本円の出金」を選択。
出金額と振込手数料を確認し、「出金申請をする」をクリック。
次の画面で「この口座に振り込む」をクリック。
ホーム画面に戻り、「総資産」から日本円出金履歴を確認して終わりです。
『仮想通貨取引所コインチェックの入出金と売買方法や手数料を実際に検証』まとめ
1. コインチェック販売所の最小投資金売買は、公式サイトの「500円相当額以上から購入、売買ができます」どおりで、実証OK。
2. コインチェック販売所のスプレッド幅を実証した結果、プラスマイナス3%。
コインチェック公式のBTCスプレッド6.2%が正しい情報であることを確証しました。
1. ビットコイン(BTC)しか取り扱ってない。
2. ビットコイン(BTC)注文量の最低値は「0.005」。
以上で、『仮想通貨取引所コインチェックの入出金と売買方法や手数料を実際に検証』を終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次は、今回の実体験からコインチェックと他の仮想通貨取引所との比較を公開します。
⇒ 仮想通貨取引所コインチェックの実体験レビューと感想|ランキング評価