総合評価:75点
別記事で仮想通貨取引所コインチェックの入出金と売買方法や手数料を実際に検証しました。
⇒https://bitcoin-rising.com/gmocoin-moneytrade/
その検証結果を数ある仮想通貨取引所と比較した結果、コインチェックはランキング2位です(2020.12現在)。
今回の記事は、レビューと感想、そしてランキング評価の内容を公開します。
レビューに使った比較要目は以下の8つです。
なおFXは除きます。
目次
評価:
コインチェックのセキュリティー(ハッキング補償含む)は堅牢と評価します。
コインチェックのハッキング補償については、公式サイトで掲示されていません。
これについては、ほとんどの仮想通貨取引所で掲示されていませんね。
2018年1月26日に、ハッキングによるネム流出事件がありましたね。
金融庁から仮想通貨交換停止処分。
要因は、ネット外でのコールドウォレット管理や複数人二重管理のマルチシグかと。
その後東証一部マネックスグループの傘下で経営再建。
2019年1月11日に金融庁から改めて仮想通貨交換事業者の再認可。
個人情報管理もメール配信で厳しくやっており、セキュリティーは問題ありません。
社名、住所:コインチェック株式会社 東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー
設立年月:2014年5月
事業内容:暗号資産交換業者 関東財務局長 登録番号 第00014号
加入協会:日本暗号資産取引業協会 日本ブロックチェーン協会、他
資本金:1億円(2020年12月現在)
評価:
2020年12月現在、コインチェックの円建て仮想通貨種類は14種類と、豊富です。
コインチェックの円建て仮想通貨種類は全部で14種類。
そのうち販売所の仮想通貨は14種類。
取引所の仮想通貨は円建て4種類ですが制約があります。
取引所ホームからは、「レート」と「注文量」の指値注文しかできません。
そして取引所トレードビューからはビットコイン(BTC)の1種類しかない。
下図はビットコイン(BTC)の取引所トレード画面。
右側が売買注文エリアで指値と成行注文。
下側に板表示が有ります。
下図はビットコイン(BTC)以外のアルトコインの取引所トレード画面。
アルトコインの13種類は、このように売買エリアも板もない。
なので他の10種類は、販売所売買になるので、スプレッドが発生することがデメリット。
スプレッドは、買値が高い、売値が安い仕組みです。
成り行き注文はトレード画面からビットコイン(BTC)のみ。
指値注文は、ホーム画面からの4種類。
残り10種類のアルトコインは、販売所から注文。
この事情から、コインチェックの仮想通貨種類は国内トップですが、評価は2ランク落とします。
次にコインチェック販売所の仮想通貨種類(2020年12月現在)を紹介します。
ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、リスク(LSK)、ファクトム(FCT)、リップル(XRP)、ネム(XEM)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、モナーコイン(MONA)、ステラルーメン(XLM)、クオンタム(QTUM)、バット(BAT)、アイオーエスティー(IOST)
ビットコイン(BTC)、イーサリアムクラシック(ETC),ファクトム(FCT),モナコイン(MONA)
ビットコイン(BTC)のみで、ETC,FCT,MONAは使えない。
評価:
急いで投資したいタイミングもあるので、銀行からの入金速さは重要視したいポイント。
コインチェックの提携金融機関は他社と比較し少なく、2社。
そのうちの1社、住信SBIネット銀行で入金しましたが、入金までわずか10分以内だったので速いと評価できます。
検証データ⇒仮想通貨取引所コインチェックへの入金方法
評価:
コインチェックの販売所や取引所での最小額取引数量は、仮想通貨の種類や価格変動により違います。
(他の仮想通貨取引所も共通事項)
検証データ⇒コインチェック実際の最小額投資金売買で詳しく公開しましたが、ビットコイン(BTC)取引数量は、0.0004まで入力。
ビットコイン(BTC)価格が¥1,421,475だったので¥568円で購入できました。
なのでコインチェックの謳い文句「500円から購入、売買ができます」は実証しました。
他の取引所では10円台でも買えますが、非現実的なので、評価は5とします。
次は、「コインチェック販売所のスプレッド幅は?」についてレビューします。
評価:
スプレッド幅は公開価格や仮想通貨の種類により違いますが、コインチェックの販売所でのBTCスプレッド幅は6%と広いです。
他の仮想通貨取引所と比較してスプレッド幅は広いので評価は厳しく、2とします。
コインチェック公式のBTCスプレッド幅6.2%が正しい情報であることを実証。
検証データ⇒コインチェック販売所の500円からの売買とBTCスプレッドを実証
次は、「コインチェック取引所の売買手数料金は適正か?」についてレビューします。
評価:
前述で、取引所での成行購入がベストに決定しますが、気になるのは取引手数料金をチェックしました。
コインチェック公式サイトでは、取引所の売買手数料は無料。
検証では、BTC指値買い注文でレート1,862,000円×0.005BTC=9,310JPYで約定、誤差無しの手数料0円。
BTC指値売り注文でレートでは、1,930,000円×0.005BTC=9650JPY。
約定は9665.01円なのでプラス15.01円(+0.16%)の誤差?。
指値売り注文で誤差が生じるのかは分かりません。
これ以上の検証は無理なところがあるので、取引所の売買手数料は無料と評価します。
検証データ⇒コインチェック取引所の最小額投資金成行売買と手数料
評価:
仮想通貨取引所コインチェックの出金手数料は、一律407円。
一律なので、出金額3万円以上はビットバンクの770円よりは安いですね。
しかしGMOコインの出金手数料金0円にはとても及ばないので評価は3です。
評価:
・コインチェックの売買画面
販売所の売買画面は、シンプルで見やすく使いやすいかです。
例えばGMOコインのように、通過銘柄が一覧になっていなるので、イライラ感やストレスはないです。
・コインチェックの取引画面
ローソク足チャートと、板、注文エリアが一体になっているので使いやすいです。
そしてバックグラウンドが黒いので見やすい。
不満点は、ローソク足チャートの縦軸が小さいので少し見にくい。
ビットバンクのように、板をチャートと注文エリアの間に配置すれば、縦軸を大きくできますね。
コインチェックの管理(資産、取引履歴)画面
まず、文字が小さすぎて見にくいのでイライラ感やストレスがありますね。
資産と取引履歴は、「いつ、どの銘柄を、いくらで(約定数量、約定レート、約定代金)購入したか」が一つのセクション(アクティビティ)で速く確認できます。
さらに入出金もこのセクションで確認できるので、イライラ感やストレスはないです。
GMOコインと比較すると、取引履歴の期間制限が無いのがメリット。
しかしCSVの出力が無いのが残念。
自分なりのエクセルフォーマットで管理したほうがよいですね。
コインチェックの売買画面と資産管理画面は見やすく使いやすいか?の総合評価は、文字が小さすぎて見にくい部分で、4つ星としました。
1. 仮想通貨の種類は多いものの、アルトコイン10種類は、販売所売買になるので、スプレッドが発生する。
2. コインチェックの販売所でのBTCスプレッド幅は6%と広い。
3. トレードビューでの指値注文は、ビットコイン(BTC)のみ。
4. コインチェックの管理(資産、取引履歴)画面は文字が小さすぎて見にくい。
1. わたしが使っている仮想通貨取引所5社と比較すると、売買手数料金が無料(公式サイト宣言)はメリット。
2. 取引所のローソク足チャートと、板、注文エリアが一体になっているがレイアウトを少し変えてくれれば見やすく、使いやすくなるでしょう。
3. 仮想通貨ビットコインの公共料金(電気・ガス)決済サービスは注目したいですね。
1. コインチェックの成行注文は、トレードビューでのビットコイン(BTC)のみ
2. 仮想通貨の種類は多いが、大半の有るコインはスプレッドの有る販売所からしか買えない。
3. コインチェックの販売所でのBTCスプレッド幅は6%と広い。
仮想通貨の種類にはそれぞれ制限が有るので、複数の仮想通貨取引所の口座開設を持つことが必須です。
その一つに、コインチェックをおすすめします。
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